年齢を重ねると、人間関係においてより一層「自分自身との向き合い」が大切だと感じる方も多いのではないでしょうか。私自身も、良好な関係を築くためにはまず「自立」よりも「自律」、つまり自分の気持ちをコントロールすることが大切だと実感しています。
ここでは、自立と自律の違いを振り返り、特に「被害者意識からの脱却」がどれほど重要かについてお話しします。
自立と自律の違いとは?
「自立」は、他人の助けを借りずに自分で物事を進めること。もちろんそれも素晴らしい力ですが、「自律」は少し違います。自律は、自分の意志をもって自分を律し、感情や行動をコントロールできることを指します。他者との関係をより豊かに築くためには、まず自分の感情や思考を見つめ、自分自身を整える「自律」が必要だと感じています。
私が感じた被害者意識の罠
以前の私は、「人に迷惑をかけたくない」「頼るのは甘え」という思いに縛られ、自分自身をどんどん追い込んでしまっていました。無意識に「誰もわかってくれない」「私は正しい」という被害者意識が芽生え、いつの間にかその感情に支配されていました。振り返れば、私を一番傷つけていたのは他者ではなく、自分だったのです。
被害者意識を手放す決意
ある日、「このままでは自分が辛いだけだ」と気付きました。そこから、「被害者意識をやめよう」と心に決め、自分が変わることを選びました。この決断により、私自身の心が軽くなり、周囲との関係にも少しずつポジティブな変化が生まれました。
他者との関係を豊かにするために
被害者意識から解放されると、少しずつ自分の気持ちを自分でコントロールできるようになります。人間関係のトラブルも、まずは自分を見つめ直すことで解決の糸口が見えてくるものです。自分の機嫌は自分で取り、被害者意識を手放すことで、より健やかで充実した人間関係が築けるようになります。
自分を整え、他者とつながるために
40代を迎えた今だからこそ、被害者意識を手放し、自分の心を自分で整えることが大切です。他人に頼らずとも、自分を大切にし、そして周囲を大切にする「自律」の力を育ててみませんか?
自分の心と体を大切にしながら、より豊かな人間関係を築いていきましょう。
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