私自身の経験によるところも大きいですが、家の中が物で溢れかえる理由は、自分自身と向き合えていないことが考えられます。
私は長らく病棟で看護師として働いてきました。看護師の仕事は交代勤務が当たり前で、定時に帰ることは難しいことも多いです。日々の業務に追われ、帰宅時にはクタクタになることも珍しくありませんでした。お風呂に入る際すら、睡魔に襲われそうになることもありました。
そのような生活の中で、自分自身を見つめる時間を持つことが難しくなりました。現実を直視することが怖かったのかもしれません。
家は単なる寝る場所と化し、物を買うことで自己満足を追求し、部屋は物で溢れかえっていました。
しかし、風水の観点から考えると、家は雨露をしのぎ、安心して眠るための場所であるべきです。さらに、家は自分自身を表すものであり、一人でいるときの自分は内側の「普段の自分」と、また家族と過ごす時には外側の「よそいきの自分」が出会う境界です。
家の中が居心地良くなると、自分自身に向き合う時間と場所が作れるようになります。
そこで、居心地の良い家を作るための4つのポイントがあります。
1. 物の量より質を重視すること
2. 家はリラックスできる場所であるべき
3. 自分自身を表現する場所
4. 整理整頓を心掛ける
1. 物の量より質を重視すること
物を買い込むことで自分を満たすのではなく、本当に必要なものを選び、質の高いものに投資することが大切です。物の少ないシンプルな空間が心地よさを生み出します。
2. 家はリラックスできる場所であるべき
仕事や外部のストレスから解放される場所として、家はリラックスできる環境であるべきです。心地よい照明、快適な家具、静かな音楽などが、リラックスをサポートします。
3. 自分自身を表現する場所
家は自分自身を表現できる場所でもあります。自分の趣味や好みを反映させ、自分らしい空間を作りましょう。
4. 整理整頓を心掛ける
物の整理整頓は心の整理にも繋がります。定期的な断捨離を行い、不要なものを手放すことで、家は清々しい空間となります。
4つのポイントを踏まえて、居心地の良い家を作ることが、日々の生活を豊かにする一歩となります。家はあなたの生活の拠点であり、あなた自身を見つめ、リフレッシュする場所でもあります。自分らしい家づくりを通じて、心地よい生活を実現しましょう。
部屋を整え、心地よく過ごせる場所にすることが、あなた自身と向き合う一歩になりますよ。
martha-fengshui10.hatenablog.com