前回の投稿では、五常の生剋関係を用いて、恋愛や夫婦関係、人間関係全般における、生じる循環の五常の円について説明しました。
今回は、逆に五常の原則を弱める働きとして、不健全で成長がない恋愛や夫婦関係を例にして五常の星の循環を通して説明します。
1.仁(じん)の欠如:自己中心的な態度
自分だけを優先し、相手の気持ちやニーズを考えない関係です。自分を許容せず、相手に対しても思いやりや優しさを欠いています。
2. 義(ぎ)の欠如:約束を破ること
約束を守らず、言葉通りに行動しない関係です。 信頼関係が揺らぎ、相手への信頼が低下します。
3. 礼(れい)の欠如:無礼な態度
相手に対して敬意や思いやりを示さず、無礼な態度をとる関係です。適切なコミュニケーションがなく、相手を大切に思わない態度が関係を損ないます。
4. 智(ち)の欠如:相手の立場を理解しないこと
相手の気持ちや立場を無視し、自分の意見だけを押し通す関係です。相手の感情や視点を尊重しないため、関係は深まりません。
5. 信(しん)の欠如:不信感や疑念
相手を信じず、疑念を持つことが常態化した関係です。信頼が欠けるため、関係は不安定で成長がない状態が続きます。
これらの欠如した要素が重なると、不健全で成長がない恋愛や夫婦関係が形成されます。
五常の原則が欠けることで、関係は破綻し、お互いの成長や幸福感が阻害される可能性が高くなります。
大切なのは、仁義礼智信の原則を大切にして、良い関係を築くことです。
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